八事山 遍照院 興正寺
カメラを久々に使うため、ガソリンが少なかったので近場へ。
たまには、寺社仏閣もいいか。
開基者である天瑞圓照和尚は長い修行の末、高野山に至り、 弘法大師から五鈷杵(下記参照)を授かった。 だからなのか、高野山を模して造られたそうだ。 同和尚は1686年に八事山にこの寺院を建立し、 以後、学問・修行の場として発展したらしい。 すぐ隣には学問にちなんで中京大学の図書館など施設がある。 |
五鈷杵 金綱杵の一種。仏教の法具である。 両端を両手で包むように持ち、祈祷に使うようです。 |
入るとすぐにかわいらしいお地蔵様がお出迎え。 |
中門 |
名古屋市内の真ん中にこれほど大きな敷地の寺があるとは。 |
入口に弘法大師。 |
樹齢200年のこの木は左右の枝が手を取り合うように繋がっているため、 縁結びの霊木とされている。下にある「なで石」に願をかけ、 3度なでれば縁が成就するらしい。 |
なで石 |
観音堂へ続く参道。 |
観音堂の左には鐘楼があり、毎年除夜の鐘を鳴らす。 |
徳川2代目藩主・光友公により寄贈された、 慈覚大師作正観世音菩薩を安置する観音堂。 |
これが、慈覚大師作正観世音菩薩(秘仏) その脇の観音像は天瑞和尚の自作らしい。 |
観音堂からのぉ鐘楼撮り。 |
随所にこのような看板がある。 昭和区まちづくり推進室が作ったらしいね。 |
本堂 本堂だけあって、本尊、阿弥陀如来、大隋求明王、不動明王、愛染明王、 文殊菩薩、弘法大師、寿老人などが祀られているそうだ・・・ よくわからんが・・・ |
本道の左側面から中庭へ入る。 蓬莱庭(ほうらいてい)という。 |
水鏡のように風景を写す水盤があり、文化芸能を開催できる 空間がある。 |
釣鐘が廊下にあり、危険なので触らないこととある。 |
なんだか、静かに歩きたくなる空間である。 |
カンチン茶屋 元は築300年の蔵。瞑想室や談話室として使えるらしいが、 今日は閉まっているみたい。 |
なんか、こういうの好きかも。 |
こういうのも好きかも。 |
鶴亀庭園というらしい。 |
どんだけ、これ撮るねん! |
ここで月見団子やね、風流やね。 |
耕雲亭(こううんてい) 大正7年に建てられ、ご住職の執務室、客間として使われていた。 今は茶屋、談話室として利用されている。 |
大書院 大正7年に建てられ、以後改築。 120畳の広さがあるが、見たところ江戸間の大きさ。 法事の控え室、仏前結婚式などで使えるらしい。 |
三ツ葉葵の欄間 徳川家の紋章やね。立派! |
開定閣(かいじょうかく) 瞑想や座禅をするところ。 額があるが、見にくいので下を参照。 |
この絵が上記額縁に入っている。 力のような文字は「あ」らしく? 大日如来様を表すみたいです。真言宗の仏陀です。 |
猫好きにおまけ! |
中門入って正面にある五重塔。 愛知県唯一の木造塔であり、重要文化財指定。 1808年に建立、高さ30m。 普門園側から撮影。 |
日本の建物は美しい。 |
装飾が少ないシンプルな塔である。 |
一般墓地へ上がる階段。右手には圓照堂。 |
納骨壇式永代供養を行う。 |
圓照堂前、五重塔に向かって立つ、こんなもの発見。 2009年、割と最近できたみたいですね。 さすが、専門学校も学問・修行の場ですからね。 |
記念碑でもなさそうですけど・・・ 燭台や花立てもあるのでお墓でしょうね・・・ ご立派なものですね、横幅高さ4mはありますよ。岩には亀甲模様かな。 万年の反映を願ってですかね・・・。 |
女人禁制!? |
下記の場所にて行われる行事。 |
名古屋最大の火祭りが行われる。 聞いたことないけど・・・ |
こんな感じらしい。 |
大日堂(だいにちどう) 八事山のなかで一番高い位置にある。 1697年、徳川2代藩主・光友公が母の供養のために鋳造させた 高さ3.6mの大日如来像が安置されている。 |
弘法堂または開山堂。 天瑞圓照和尚和尚100回忌に建立。 弘法大師、天瑞圓照和尚、興正菩薩をお祭りしている。 |
中京大学図書館 奥には改築中の建物がある。 |
山道を通って東山門へ抜けよう。 |
こんなところにベンチが |
ご存知、榊(さかき)の群落らしい。 名古屋では珍しんだってさ。 |
東山門到着。 結構暑かったな・・・蚊に刺された・・・ |
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