Mac Keynote スライドに音楽を入れる方法



KeynoteはMacで動く最強のプレゼンテーションツール。
スライドの切り替えや、モーションがチョーかっこいいツールである。
今回はスライドに音楽や効果音を組み込む方法を紹介しよう。
右上「インスペクタ」の書類タブを選択、
「オーディオ」タブを選ぶと画面のような表示となる。
「iTunesライブラリ」から曲を選択する。

iTunesライブラリは「メディア」「オーディオ」からも選択できる。
選んだ曲をサウンドトラックの下あたりへドラッグ&ドロップすると、
上記のようになる。これで再生の繰り返しを選択しておけば、
スライドすべての最後まで選んだ曲1曲を連続再生する。

特定のスライドへ曲や、効果音を入れたい場合は、
同じように「メディア」「オーディオ」から曲を選択し、
スライド上の任意の箇所へドラッグ&ドロップ。
「インスペクタ」の「ビルド」タブでエフェクトをクリックする。

「オーディオを開始」を選択する。

「詳細設定」で再生のタイミングを設定する。
こうすれば、曲や効果音を適正な場所から再生できる。

スライドに設定した曲をスライド内でリピートしたい場合は、
インスペクタのQuickTimeタブから繰り返し部分を選択。

ここで上記のように繰り返しを選択すればよい。
このQuickTimeタブでは、曲やビデオの再生位置、終了位置も指定できる。
ここで、複数スライドにまたがって特定の曲を再生したいと
思うだろうが、残念ながらKeynote09ではできない。
次回バージョンアップがあるときはぜひ検討してほしい。

ちなみに、PowerPoint2010では複数スライドをまたいで、
特定の曲を再生できるが、複数スライド中に特定の1曲を
リピートしたいと思っても出来ない。
ただし、Keynote同様に、
特定のスライド内に特定の曲1曲をリピートは可能である。

さて、Keynoteで作成したプレゼンデータをWindowsで
使用したい場合、PowerPointに変換する手もあるが、
トランジッションがPowerPoint用に変わるため、お勧めできない。
もう一つは、QuickTimeムービー形式で書き出す方法がある。
KeynoteデータをQuickTimeへ書き出すには、
メニューの「共有」から「書き出す」を選択。

ここで、このまま進まず、フォーマットをクリックする。

カスタムを選択する。

ここでムービーの大きさなどを指定する。大体は上記の設定だ。
プロジェクタの性能に合わせて変えるとよい。

これで書き出し出来る。
ここで、注意事項が一つ。
オーディオを含めた形で保存できるのだが、
あくまでもムービーとして書き出すだけなので、
特定のスライド中に入れた曲は最後まで流れないと
次のスライドへ進めない。
また、スライド内で曲をリピートした場合も、
1回しか再生されない。繰り返しのままビデオにすると
永遠に終わらないからだ。
よって、Keynoteで作ったスライドデータはMacのまま
再生するのがBestである。

結論、Keynoteで不満なことは、
複数スライドにまたがって1曲を1回再生、又は
リピート再生できるようになるとパーフェクトだ。
Appleさん、是非叶えて欲しい。

2013年11月Keynote6.0となってリニューアルされたが、
残念ながら上記機能は付かなかったようだ。

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