各務原航空宇宙博物館

岐阜県各務原市にある「各務原航空宇宙博物館」へ行ってきた。
なんとも寂れた感じの博物館で、機能していないブース多々あり。
飛行機の綺麗なラインとか撮影したくて行ったが・・・
手入れもほとんどされていない、やる気なし博物館である。
YS-11A-500R中型旅客機
戦後はじめての国産旅客機。
1972年(昭和48年)までに182機をもって生産を終了したが、
本機の主翼とエンジンナセルは当地各務原で生産されたものらしい。

US-1A救難飛行艇
屋内に展示されているUF-XS実験機の成果を基に開発された
対潜哨戒艇PS-1を水陸両用型にしたもの。
4発のプロペラ後流の利用と専用ジエットエンジン駆動による
空気の吹き出しなどの高揚力装置や波消し装置によって
波高3メートルの荒天の洋上にも安全に離着水できます。
 



P-2J対潜哨戒機
戦後ライセンス生産したロッキードP2V-7をベースにして
エンジンをターボプロップに換装、胴体を延長、
装備の近代化などの大改造をした機体。
1969年(昭和44年)から1979年(昭和54年)までに合計82機が
当地各務原で量産され、1994年(平成6年)まで海上自衛隊の
主力対潜哨戒機として活躍してきた。


陸軍乙式一型偵察機 サルムソン2A-2
各務原で最初に量産された飛行機が、この乙式一型偵察機。
各務原での航空機産業の始まりを告げる機体であると共に、
わが国の航空機産業としてはじめて成功した記念すべき機体です。
1922年(大正11年)11月9日各務原飛行場で初飛行に成功して以来、
1927年(昭和2年)8月までに各務原で300機製作されました。
この機体は、当時の資料を参考にボランティアグループが復元したもの。
低騒音STOL実験機 飛鳥
低騒音ファンジェットSTOL開発のための基礎技術確立の目的で
、科学技術庁航空宇宙技術研究所によって研究開発された実験機です。
航空自衛隊の使用しているC-1輸送機を原型として、
航空宇宙技術研究所のSTOLプロジェクト推進本部と、
川崎重工内に設置されたSTOL実験機開発チーム(NASTADT)によって、
設計作業が進められました。
飛鳥が初飛行したのは1985年(昭和60年)10月28日で、
1989年(平成元年)3月までに、97回、167時間10分の飛行実験が行なわれました。
XOH-1 新小型観測ヘリコプター(モックアップ)
純国産のヘリコプターで、陸上自衛隊の次期小型観測ヘリコプターとして開発された。
展示されているのは、機体設計時に製作されたモックアップ(実大模型)。
このモックアップは実機の製造に先立って製作され、コクピットの視界、
操作性や、整備性などの確認に使用されたものです。
T-1ジェット練習機
航空自衛隊の操縦士を教育するために
日本で開発された初めての国産ジェット練習機。
実験飛行艇 UF-XS
PS-1
 対潜哨戒飛行艇の開発に先立ち、
アメリカ海軍から供与を受けたグラマンUF-1アルバトロス双発飛行艇を
大改造して製作された、技術研究用の実験飛行艇。
短距離離着水を実現するためにプロペラ後流をフラップに沿って
下向きに曲げ、かつフラップ背面から高圧の空気を吹き出して高い揚力を発生させます。
低速時の操縦安定性を確保するため、日本で初めてのコンピューターによる
自動飛行安定装置を搭載しています。また、離着水の飛沫を
緩和する溝型波消装置を装備し、世界的に注目されました。
F-104J要撃戦闘機
 1960年代のもっとも早く最も高く飛べる要撃戦闘機として開発されました。
わが国では、全天候要撃戦闘機として航空自衛隊で使用され、
三菱重工業が1961年(昭和36年)から1967年(昭和42年)まで239機をライセンス生産。
 

これはNASAの。

H-Ⅱロケットフェアリング
H‐Ⅱロケットに搭載し宇宙で開く。
 

JAXAのロケット発射台
世界で初めてのヘリコプター。
 

模型の展示も多い、これはリアルに作ってある。
映画にもなった小惑星探査機はやぶさ

小惑星探査を目的に開発された探査機。「はやぶさ」が探査するのは、
地球の軌道と似た軌道を持ち、日本のロケット開発の父である
故糸川英夫博士にちなんで「ITOKAWA」(イトカワ)と名付けられた小惑星。
小惑星までイオンエンジンを使った飛行を行い、自律的に小惑星に近づき、
その表面から、物質のサンプルを持ち帰ることを目的にしています。
これまで人類がサンプルを持ち帰った天体は月だけですが、月は変成してしまったため、
太陽系初期のころの物質について知ることができません。
小惑星は惑星が誕生するころの記録を比較的よくとどめている化石のような天体で、
この小惑星からサンプルを持ち帰る技術(サンプル・リターン)が確立されれば、
「惑星を作るもとになった材料がどんなものか」「惑星が誕生するころの
太陽系星雲内の様子はどうか」についての手がかりが得られるのです。
また地球上でサンプルの分析が行えるため、回収される量が少量であっても
その科学的意義は極めて大きいといえます。

小惑星いとかわ

2003(平成15)年5月9日に打ち上げられた「はやぶさ」は、
目標の「ITOKAWA」に到着し、科学観測を実施しました。
その結果は、日本ではじめて科学誌「サイエンス」に特集され、重力や表面の様子など、
小惑星についての数多くの新たな知見が明らかになりました。
「はやぶさ」は2010年6月13日に地球へ帰還し、
搭載カプセルをオーストラリアへ落下させ、その運用を終えました。 


コメント

  1. あなたは本当に言葉の方法がある。情報を提供し、私はそれに関連することができるの素晴らしいスタイル。私にとってこのような素晴らしい情報。このために感謝。
    mephedrone

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    1. ありがとうございます。
      Thanks for your writting, I'm glad.

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