新しいiPadの勘違い

私も勘違いしていた以下の５つの項目。買い替えを考えている人は注意！

１）製品名はiPad。
　　確かにiPad2本体の裏面をみてもiPadとしか表示されていない。
　　だから、単に第3世代iPadというだけである。

２）Siriが搭載されたわけではない。
　　テキストの音声入力機能が搭載されただけであり、メールを書く
　　テキストを入力する、インターネットで検索するが出来るだけ。

３）CPUはクアッドコアではない。
　　クアッドコアなのはGPUのみ、CPUはデュアルコアである。
　　iPad2はCPUもGPUもデュアルコアである。
　　Webブラウジングのパフォーマンスのベンチマークテストでは、
　　New iPadのほうが僅かに速いのみであった。

４）メインメモリは１GBでiPad2と変わらず。

５）softbankのiPad+4Gは日本国内では3Gしか対応していない。
　　7月からの900MHz対応までは３G、それ以降はHSPA+方式により
　　下り最大21Mbpsとなる。それなら、Wifiモデルにしておいて、
　　emのLTE対応ポケットWifi（下り最大72Mbps）を使うほうがよい。
　　http://emobile.jp/products/gl01p/　　月々3,880円。

では、新しいiPadに変更する利点は何か？

１）Retinaディスプレイ。

　　フルハイビジョンを凌ぐ2048ｘ1536ピクセル、264ppiであることにより、

　　写真などは劇的にきれいに見える。あとはアプリの対応を待つのみ。

　　（ちなみにiPad2は1024ｘ768なので4倍以上になった）

２）カメラの画質向上。

　　背面カメラ静止画像が70万画素(iPad2)から500万画素に。

　　動画は1080ｐHDビデオ撮影が可能。（iPad2は720p）

　　手ぶれ補正機能つき。

３）音声入力が可能。

　　メールを書く、テキストを入力する、インターネットで検索する、

　　Tweetする、Facebookで近況を話す、などが出来る。

４）Bluetooth 4.0搭載。

　　iPad2はBluetooth 2.1+EDR、今までiPad2で使用していた

　　Bluetooth機器は4.0でも使えるが、その逆はNG。

　　今後、4.0対応の機器が増えてくるとiPad2では使えなくなってしまう。

では、新しいiPadに変更して不利なことは何か？



１）720ｐまでの動画を新しいiPadで見ると引き伸ばされて汚く見えるかも。
　　ただし、これは実際に試さないと分からない。Retinaディスプレイが違和感を
　　消してくれる可能性も否めない。

２）多少重い

　　Wifi版でiPad2の601ｇから652ｇと51ｇ重くなった。

　　＋４G版だと49ｇ重くなる。

以上が新しいiPadを購入するにあたっての注意点である。　

確かにきれいな画面は魅力的だが、Keynoteで作成したデータが速くなるなら

買い替えもありだが、上記の様子じゃあまり変わらない気がしてきた。

買い替えは、動画の見え方次第、微妙だな・・・