常滑やきもの散策

暑いですね。
でも天気もいいですね。
そうだ!常滑へ行こう!
ということで、ドライブ。
常滑は1000年も続くやきもの産地です。
海外からの観光客も多い。
窯の煙突や土留めに使われた土管や焼酎瓶などに出会える。
写真撮るにはいい環境かもということで…
ネットで見つけた散策MAPをたよりに行ってみた。
陶磁器会館を出発点とした。
なぜなら、平日の駐車料金は無料なのだ!
今回はAコース(短めの方)Bコースは長い。
MAPは陶磁器会館内にも置いてあるのでもらおう!
道中には窯はもちろん、お店もたくさんあるが、
結講閉まっているので注意!

1番「いそむら窯」という風に、MAPにある番号順に
見ていくと便利!
随所に番号の看板があるよ。

「いそむら窯」の中です。
民家の壁にもこのように、やきものが飾られている。
瀧田家?なにそれ?
この辺の重趣とはちがう、お金持ちの家っぽい。
入館料300円、入ってみる。
常滑は江戸時代から明治前期にかけて廻船(物資輸送船)の町でもあった。
この近辺には、たくさんの廻船主が住んでいたそうな。
常滑の船は、伊勢湾周辺と江戸、上方方面を結んでいたそうな。
瀧田家は廻船業を始めてまもなくの1850年頃建てられた。
常滑市指定有形文化財として登録されている。
写真左が長女瀧田あゆちさん。
小さい頃から美人ですね。
中学までこの家で暮らし、東大法学部へ入学!
卒業後日本航空へ入社し、同社初の女性部長に!
退社後は日航財団理事などをつとめる。
なんか…杉田かおるさんに似ていない?
いや、こっちの方が美人か…
瀧田家正門へのアプローチ



問屋って感じだね。
見所の1つ、水琴窟。
このストロー上の上に耳を近づけると、
水の音が聞こえる。風鈴のような何とも言えない情緒ある音。
右側こんなタンス、うちの実家にもあるわww
二階へも上がれる、急な階段。手すりは無いから注意。
2階は家族の写真や資料の展示でした。
1階へ戻り、廻船模型がある。
ここら辺では常滑船と呼ばれていたらしい。
瀧田家の船は1年間に5航海していた。その大部分は、
伊勢湾と江戸方面の往復で、年に一度上方へ向かうこともあった。
鳥羽−下田(伊豆)間は約1日で、伊勢湾−江戸間は1週間から10日かかった。
しかし、天候が悪いと数ヶ月かかることもあったという。
常滑船の積み荷は「拾い荷」といわれ、様々な荷物が積まれていた。
おっと!福助おるやん!なにしてねん!タンスの番?
「水曜どうでしょう」でもおなじみの…www
土間ですな。のぼりがありますな。くど(炊き窯)ですな。
蔵もありますよ。立派ですな。「温故知新」とあるね!

蔵の中にも資料がたくさん。
外へ出て散策の続き…なんだこの店…入ってみるか…
「古窯庵」食事するとこ? そば屋さんでした!
入ってみないと分かりませんな。入ってもだれも声かけてくれない…
すぐにおいとましました。

土管坂です!



懐かしい赤い奴もありますね、現役です!

展示工房館?入ってみる。
中には窯がある
窯の中に陶器がいっぱい。
いいねぇ!

この町は「20世紀少年」の撮影で使われたそうです。
唐沢さんが映っていますよ!


展示工房館外にあるでっかい甕(かめ)。
ろごうおおかめ といって、第2次世界大戦末期1944年頃、
海軍省燃料局の命令で作ったロケット戦闘機秋水の燃料製造装置。
こんなにでっかいの作る技術があったんだね、すご!
よさげなお店見っけ! 「ほたる子」という店です。
ここで猫の箸置き買いました。
いいでしょ? いい顔してるw

きみがいるから ここにいる
お店横に10本煙突の登り窯があるらしいので行ってみる。
国の有形需要文化財のようだ。
窯の上部から
窯の下側から
窯全体像
先ほどの良さげなお店(ほたる子)にあるお地蔵さん。
南無阿弥陀仏より、なんかちょうだい!って感じ。かわいいね。
何となく…お供えしちゃうねw
この辺りから煙突のある風景が続く。









こんなのあるな、腹もへったし入ってみるか。
いい感じだが…誰もいないね…平日だしね…
どこもかしこも閉まっているね…
「窯や」という店。考える人のやきものがある!
その横には超巨大急須が…
お店の中には超巨大般若面!
本当に魔除けしてくれそうだねw
このお店には芸能人がよく取材にくるのか、写真がたくさんあります。
般若面のお店の中です。窯ですね。
一杯やりますか?アカン、アカン車や!
登ったらアカンで!
窯の煙突から木が生えている。使っていない証拠やね。
Aコース終了!
約2時間です。あまりお店に寄っていないから、
お茶とかしてると3時間コースですね。
Bコースだと陶彫のお店が並ぶ店を回る。
でもおすすめはAコースですかね…雰囲気重視。

さて、おなかも空いてきたので、まるは食堂旅館にて
遅めの昼飯といくか。宿泊しなくても利用出来ます。
窓側の席に座る。ガラス越しに海が見える。
本当はもっと海辺をじっくり見たかったが、
走れど走れど、駐車場は有料しか無く、海水浴シーズンに
悩まされた。少しくらい無料で止められる海がきれいな
観光スポットがあっても良さそうだが、見つからず。
防波堤のコンクリートが続くだけであった。
だから、これが精一杯の海。
まるはのメニューはシンプルだ、定食らしきものはこれだけ。
最低でも2,000円か…つらいな…と思っていたら、
下の方に、その他1,000円コース等がありますとある。
聞いてみると、2,000円コースからエビ1匹と煮魚が無いのが
1,000円コースらしい。十分やん!
刺身は基本魚があり、変えることもできる。
今日はハマチだったのでそのまま頂く。
量的には十分。ご飯多いくらい。
刺身はうまかった!さすが産地もの。
海老フライが有名だが、味は普通。でも大きいぞ!

旅館のロビーにタイの置物がある。
これの巨大版(10倍くらいの)が港にたくさんある。
どうやら、豊浜の鯛祭りに使うものらしい。
今年(2013年)は7/27、28に行われるらしいね。
(写真引用)豊浜鯛祭りとは…
威勢の良い掛け声とともに、
長さ10~18mの竹と木の骨格に白木綿を巻いて作った
大小の鯛5匹が若者達にかつがれ、街中や海を練り回る奇祭。デカいでしょ?そうそう、 この鯛がそこら中に置いてあったw。



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