ルーヴル美術館


内部のピラミッドがある中庭



サモトラケのニケ。エーゲ海のサモトラケ島で発見されたヘレニズム彫刻の傑作
ニケはギリシア神話に登場する勝利を表す女神で、軍船の先頭で翼を羽ばたかせて
飛び立つ瞬間を捉えたもの。



レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザ。
厳重にガラスで覆われている。人だかりがすごい。

スフィンクス

ミロのヴィーナス
1820年のメロス島での発見よりこの神像は、その優美さと
その解釈を巡るなぞにより人々を魅了している。
この作品は、頻繁に半裸で表現されているアフロディーテ、
もしくはミロで崇拝されていた海の女神アンフィトリテを表現
したのであろうか。この彫像は、ヘレニズム時代末の彫刻家の研究を反映している。
クラシック時代の反映に満ちたこの作品は、
その螺旋状の構成、空間の中への人物像の挿入、腰の襞の滑りにより革新している。





トトメス3世年代記
「陛下は、改装した神殿の石壁に、(・・・)お父上アメン神が
合意なさった勝利と(・・・)および持ち帰った戦利品を
全て書き留めるよう命令を下されました」
トトメス3世年代記の第一行目は、このように始まり、
命令はその通りに実行された。
この一行目は壁の上部に横書きに記され、
いくつかの欄からなる銘文は上から下、右から左に読んでいく。


ミイラ。小さく、こんな状態でよく残っていたものだと感心する。
ホルス神の彫像
このホルス神のブロンズ製彫像は、かつては高価な素材に覆われていた。
腐敗することのない神の肉体を想い起させるように、金の上塗り、
あるいは金の化粧張りが施されていた。また、色の付いたガラスや
エジプトファイアンスの象嵌細工が駆使され、このような多様な装飾によって、
蝋型鋳造で作られた各部分のつなぎ目が隠されていた。

サッカラにあるセラペウム礼拝堂入口を守衛するライオン
くつろいでいる大きな猫のような風貌をしたこのライオンは、普段、
エジプトのスフィンクスの恐ろしい姿から連想するライオンとは趣を異にしている。
紀元前1440年頃から紀元前1350年頃に、アメンヘテプ3世治世下で
考案されたこの珍しい型のライオンは、主に紀元前4世紀、
あるいはそれ以降の時代の彫像によく見かけられことで知られている。
ルーヴル美術館のライオンは、サッカラのセラペウムから出土したもので、
対称をなすもう一匹のライオンとともに、神殿の第1塔門で訪問者たちを迎えていた。

ベス神の彫像
長すぎる腕、湾曲した脚、人間とライオンの特徴を併せ持った顔をした、
この不恰好な裸の小人の彫像はベス神を表している。
とても魅力的とは言えない容姿をしているものの、
人が弱っている時に悪霊から守ってくれる好意的な神、
人間の友と見なされていた。特に妊婦を守ってくれると信じられていた。

コメント

人気の投稿