iPhone5s 5c キャリアはどこがいい?


さて、2013年9月10日AppleからiPhone5s iPhone5cの発表があった。
さらに、キャリアとしてdocomoが追加された。
ここでは、各キャリア毎が扱っている周波数帯と
iPhone5s 5cが対応する周波数帯の関係性の話をしよう。
iPhone5s 5cユーザーがキャリアを選択する参考になるでしょう。

今回発売されるiPhone5s 5cそれぞれの対応周波数帯は以下の通り。
iPhone5s
日本向けモデルA1453*:
CDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B(800、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)、
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)、
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)、
LTE(バンド1、2、3、4、5、8、13、17、18、19、20、25、26)


iPhone5c
日本向けモデルA1456*:
CDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B(800、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)、
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)、
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)、
LTE(バンド1、2、3、4、5、8、13、17、18、19、20、25、26)

そして、各キャリアが対応している周波数帯と
iPhone5s 5cの対応状況は以下の通り。

docomo Xi

 2100MHz(Band1) iPhone5s 5c対応
 1500MHz(Band21) iPhone5s 5c未対応
 800MHz(Band19) iPhone5s 5c対応
追記
1800MHz(Band3) 東名阪のみ対応2013年10月から

au 4G LTE

 2100MHz(Band1) iPhone5s 5c対応
 1500MHz(Band11) iPhone5s 5c未対応
 800MHz(Band18) iPhone5s 5c対応

SoftBank 4G LTE

 2100MHz(Band1) iPhone5s 5c対応
<今後iPhone5s 5cで使える予定>
 1800MHz(Band3)※EMOBILE LTE iPhone5s 5c対応
 900MHz(Band8) iPhone5s 5c対応

iPhone5までは、プラチナバンドと呼ばれる
docomo 800MHz
au 800MHz
Softbank 900MHz
がどれも使えなかったため、すでにiPhoneを販売していた、
auとSoftbankは2100MHz(2.1GHz)のみでの戦いだった。
ここまでは、両社どっちもどっちの接戦かに思えたが、
今回iPhone5s 5cの登場で、両社に加えて
docomoのプラチナバンドも使用出来るようになった。

つまり、auとdocomoは、「屋外では速く繋がりやすいが、
屋内では繋がりにくい2.1GHz」と「スピードはそこそこ速く
屋内でもバッチリ繋がるプラチナバンド800Mhz」の
デュアルバンドを手に入れたのである。(iPhone5s 5cに関して)
実はこれはauの一人勝ちを意味する。

auでは2年も前からLTE向けにプラチナバンド設備を
整えてきていたため、Softbank、docomoと大差をつけての
逆転勝利を治めることになる。

Softbankとdocomoは現状、2100Mhz(2.1GHz)が主流で、
プラチナバンドの周波数はほとんど3G回線に使っている。
つまり、プラチナバンドへの割り振りが少ない分、
両社のLTE品質がauに比べて落ちることになる。
softbankにおいては、
設備が整うまであと3〜4年はかかるでしょう。
docomoも一朝一夕には行かないが、
Softbankよりは一歩リードしている。

Softbankとdocomoは数年かけて整備を整えていくであろうが、
その間にも、auはどんどん先へ進むであろう。
よって、当面はauの一人勝ちとなると予想される。

当面iPhone5s 5cにおいてdocomo Softbankがユーザーを
確保するには料金設定でauに勝つ必要がある。
少なくともSoftbankは料金下げないと対抗出来ない。
品質ではどう転んでも両社に勝てないからである。
料金か品質かがユーザーの分かれ目である。

 docomoは約2000万強のスマホ・タブレット契約者数を持っているが、
約3000万強のフィーチャーフォン契約者数も残っている。
フィーチャーフォンとは俗にいわれているガラケーである。
スマホがブームになっているように見えるが、実数では、
docomoにはいまだスマホに移行していないユーザーが多くいる。
この「残されたフィーチャーフォンユーザーの数」は
他キャリアよりも圧倒的に多い。
Appleもここに目をつけたのであろう。
docomoとしてはフィーチャーフォンからiPhone5s 5cへの
ユーザー移行を検討せざるを得ない状況であろう。
これを成功させるためにもプラチナバンドでの設備導入が
必至となるであろう。これが失敗すると…恐。

ここで、auは別格として、softbankとdocomoとの
設備争いとユーザー獲得争いになるであろう。
だが、まだまだとはいえ、既にプラチナバンドを使えている
docomoの方がSoftbankの一歩先を行っていると言えるだろう。

結果、総合的にiPhone5s 5cをサクサク使えるキャリアは

1位 au
2位 docomo
3位 Softbank

となる。

仮に数年後3キャリアでプラチナバンドが使える状態となっても、
繋がりやすさでは900Mhzは800Mhzに勝てない。
あとはユーザー数によるトラフィックだね。
iPhone5s iPhone5cを購入したいが、どのキャリアがいいか
迷っている方は参考にしてください。

ちなみに私はSoftbankユーザー(ToT)...
都心で使用する分にはそんなに困りませんが、
建物内部や地方へ行くと3Gになり繋がるけど、遅いです。

コメント

  1. おしい、XiはBand3も対応してるよ

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    1. そうだった。1800MHz(Band3) 東名阪のみ対応 2013年10月から
      というのが抜けてましたね。

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    2. 実はもう使えてたりするw
      対応機器持ってるので試してみたけど、かなり速いよ。
      XiのBand3は結構期待できる

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    3. 益々SBMあかんやん^^;

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    4. そうだね~、1年つかって6に替えるつもりならau。
      2年使って6s狙うならdocomoの方が良いかもしれん。
      softbankを選ぶメリットは価格位かな~。エリアも速度も品質も敵わん。
      ちなみに価格は3社とも明日出る予定

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    5. まだ、二年縛りあるからな、当面は6まで待って考えよう。

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