WWDC2013 iOS7 OSX Maverics...

 WWDC2013が日本時間6月11日午前2時から始まった。
リアルタイムでApple公式ページからAppleTVにて視聴。
リアルタイムなだけあって通信が所々切れながらの2時間であった。
それでは、何が発表されたのか紹介しよう。
何しろ2時間分なのですべてを伝えることは難しいのでご了承ください。

まずはOSX10.9 Maverics。
なんと猫系から名称が逸脱した。
カリフォルニア州にある海岸の名前である。
マルチディスプレイ対応になった。
今までは2画面構成にしていても、メニューバーは片方の
画面にしか表示出来なかった、デュアルディスプレイであったが、
2画面ともにメニューバー・Dockが表示可能になり、
それぞれから別のアプリが起動出来る。
それぞれの画面でアクティブになってるアプリの機能が、
メニューバーに現れる。本当のマルチディスプレイ。
しかも、3枚目の画面をAppleTVとしても使える。
Finder内にタブ機能が付き、
複数のWindowをタブで管理出来るようになり、
Window選択もタブ選択となり楽になった。
さらに、ここのファイルに属性を持たせることができ、
その属性での検索も可能になった。(Tags機能という)
例えば、仕事、プライベート、家族など任意で属性を付けることが
出来るので、仕事関係のファイル検索もフォルダを超えて出来るようだ。
OS自体のCPU効率も良くなって、バッテリー消費が少なくなった。
複数のアプリケーションを開いていても、
アクティブでないものにはパワーを裂かない仕組みだ。
正確に言うと見えていないウインドウの処理をしないらしい。

Safariが速くなった。
後でサイトを読む機能が追加されてReader機能も追加。
ReadingListに追加しておけば、
縦スクロール時に

地図アプリが追加された。
地図とカレンダーの連携も良くなったみたいだ。

iCloudキーチェーン機能というのが付いた。
パスワードやクレジットカード情報を
iCloud上へ保存出来るというものである。

スリープ状態でもアプリのアップデートを自動で行う。

進化したカレンダー。
天気予報や、地図をカレンダーに入れておくことが出来る。


iBooksがMacに搭載された。
WWDC2013会場で吊られていた看板の絵は、
波の絵であり、カリフォルニアの海岸に押し寄せるビックウェーブ
をイメージしていたようだ。そのイメージがデスクトップになっている。
まさにビックウェーブのように変革したということだろう。
Mailも進化した。
スピードが速く、右のプレビュー画面は左のリストをクリックせずとも、
複数のメールを閲覧出来るようになった。
発売は秋頃です。

続きまして、MacBookAir。
Retina対応はありませんでした。対応すると
やはり本体が厚くなるのでしょうね…次回に期待です。
Mac Book ProのHaswell版は出ませんでしたね。

MacBookAirが新しくなりました。
CPUにHaswellを搭載。

私のMBA13インチだと12時間もバッテリーが持つようになる。
すばらしい!実質10時間くらいかな?

まだ、それほどメジャーではないが、
802.11acのWifi接続に対応。
本日から発売です!
続いて、Mac Proが出ました。
円柱ですね、さらにブラックです。
性能はかなり高いようですが、本体が小さいのです。
以前のMac Proと比べるとこんなに小さい!
味海苔の入れ物くらいかな?
登場は今年末までには出るかな…
iCloud上でiWorkが使用可能になった。
iWorkはWindowsでいうところの、
Word Excel PowerPointであるが、これがWebブラウザからアクセス
出来るようになったので、Windowsからも使えるようになった。
IEでもChromeでも動くらしい。
これがサクサク動くからたいしたもんだ。
Keynoteファンの私としては嬉しい限り。
ファイルもiCloud上に保存出来るし、Microsoftの上記データを
コンバートして取り込むことも出来る。
しかし、iCloudの容量が問題だね、通常5GBですから…
追加するには料金がかかりますからね。
登場はパブリックβ版が今年末ごろかな。
続いて、iOS7。


予想通りのフラットデザインになった。

驚きなのが、これ。
以下のように、画面を3枚構成のレイヤーで表現し、
モーションセンサーを使って、デバイスの動きに応じて
そのレイヤーが3D空間で動くように見せています。


起動中のアプリケーションも上記のように閲覧出来る。
見やすいですね!
さらに、すべてのアプリケーションで、
マルチタスクが出来るようになりました!

通知センターのレイアウトが変わった。
ビューが3つあり、今日・全て・未読を選べる。
「今日」のビューでは、今日その日に来た通知のみが、
カレンダーや天気と一緒に表示される。
Siriが賢くなって、男性版が増えました。
音声で言語切り替えが出来ます。
音声で指示出来ることが増えた。
”留守電の最新を再生して”
”画面を明るくして”
”この辺でサーフィンに最適な場所は?”
”ブルートゥースONにして”
”**について教えて”
など…

Musicアプリも操作性が変わった。
iTunes Radioが登場。
視聴が曲丸ごと可能になったのだ。

天気アプリも一新。
実際の気候がアニメーションで背景に流れる。


そして、予想通りiDrop。
デスクトップ版と同じように、
AirDropを使ってiPhoneの中にあるデータを他のiPhoneや
コンピューターへWiFiやBluetooth経由で共有できるようになった。
そして、結構目玉であるコントロールセンター。
下からスワイプすると出てくる。
ここには、Wifiの切り替えやお休みモード、
明るさ、Musicコントロール、iDrop、
AppleTV接続、ライト、カメラなどの設定が
すぐに出来るようになっている。
Androidに近づいたね。
他にも、アプリアップデートは自動化され、
いちいち更新してねのNoマークが出なくなった。

開発者向けには本日からβ版が配布されたが、
ちょっと入れるのに勇気がいる。
入れた後でバグって動かなくなった時、
リカバリがうまく行くかの保証が全くないからだ。
実際公開されるのは今年の秋頃であろう。

結果、MacBookAir以外は秋以降まで
お預け食らったのでした!
がっかりですね…

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