妻籠宿リベンジ 脇本陣奥谷
さて、久しぶりの投稿である。
忙しさに感けて投稿をサボっておりました。
12月初旬に妻籠宿へ行ってまいりました。
参照 妻籠宿観光協会
前回訪れた際 2013年10月の妻籠宿 には
まだ10月であったため、太陽が高く、斜光の傾きが浅かった。
そこで、綺麗な斜光を撮るべくリベンジとして伺いました。
この脇本陣奥谷とは明治天皇のために建てられたものだが、
通常本陣へ泊まられる。いわば予備として建てられたのである。
贅沢にも総檜造りでありながら、あまり使われないため、
庄屋として使うことを許されていたという。
個人的には本陣よりこの脇本陣の方が好きである。
撮影の日、それはそれは寒い日で最高気温も9度。
しかし快晴に恵まれ、見事な斜光を撮ることができました。
プロのカメラマンなら一度は訪れる場所だが、
大体の方は12:00前後を狙って訪れる。
斜光が囲炉裏に垂直に重なる時間だからだ。
私は、それだけを目的としない。
午前10時頃から斜光が入り始めるため、そこからスタンバイ。
夕方の16:00頃までいさせていただきました。
囲炉裏の薪も自分で焚べながら煙を出し…
というわけで、午前10時頃 脇本陣奥谷の風景である。
囲炉裏のすすを拭き掃除して磨かれた檜の壁を
斜めから斜光が照らす様子は実に神秘的である。
この斜光が太陽の動きとともに左へ移動し、
囲炉裏へと近づいていく。
もうすぐ正面に届くところ。
ここで、カメラマンのおっちゃんたち数名が
ドヤドヤと上がり込み、一番良い場所(ど真ん中)に
座り込み撮影が始まり…誰にも譲ろうとしない。
結果、一番ど真ん中の斜光を撮ることができなかった。
以下がど真ん中直前の斜光である。
だが、普通のプロカメラマンたちは正面からの斜光だけ
撮影して帰ってしまう。
本当はここからの時間も良いのです。
アングルを変えながら引き続き撮影する。
どんどん左へ動いているでしょ。
斜光を真横から撮る。
どうでしょう。神秘的でしょ?
このアングルは待っていないと撮れませんよ。
スタッフの方に朝方、笠を探していただき飾っていただきました。
上が、ほぼ16:00頃の斜光。
囲炉裏から障子を狙ったショット。
安心してください。他にも撮っていますよ。
さすがに紅葉は終わっていましたね。
これは無理やり見つけたものです。
このガラス、脇本陣が建てられた明治10年頃の
ガラスなんですよ。今のガラスと違って歪んで見えます。
他にもガラスはあるのですが、新しいもので、
唯一明治時代のガラスが1枚だけ残っています。
庭を覗くとこんな感じに見れますよ。いいでしょ?
夕方4時頃、かなり寒いので帰ります。
きていたダウンもジーンズも髪の毛も煙で燻されて
大変でしたが、結果心に残る撮影ができましたね。
また訪れたい場所です。
カメラ好きの皆さん、いかがですか?
行かれる際は天気をチェックしていってくださいね。
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