インシュレーターで音は変わるか

スピーカーの下に足のように敷かれている、
円柱のような円錐のような形のアレのことを
インシュレーターという。
値段も数百円から数十万円とピンキリだ。

ハイレゾオーディオを楽しむアイテムの一つである。

スピーカーは音を出しているため本体が振動する。
そのスピーカーを置いていある床や机や壁も
同時に振動させ、原音にあるはずのない音や
振動が混ざり再生を妨げている。

このスピーカー以外への振動を
出来るだけ減らし原音再生をクリアにするのが
インシュレーターの役割である。
この振動軽減の良し悪しがインシュレーターの
素材や形状によって別れてくる。

例えば、スピーカーから大きな音を出して、
スピーカーを設置してある机や台に手を当てて
まぁまぁ振動しているようなら、
インシュレーターで効果を期待できる。

スピーカーだけでなく、PCやプレーヤーなど
振動が出ているであろうものには有効である。

今回、安くてレビューが良かった物を購入。
オーディオテクニカのAT6099です。
パッケージは夜店のおもちゃ並みで
高級感のかけらもないが・・・


4層ハイブリッド構造という謳い文句であり、
ハネナイト、真鍮、ハネナイト、ソルボセイン
という4層構造で成っている。
ハネナイトとソルボセインはゴムの種類であり、
不要な振動を抑制する効果がある。
一般的なゴムとは別格の素材である。
本体は真鍮削り出しである。
6個入りなので、スピーカー1個に3個使用。
手前に2個、奥に1個。
四角いスピーカーだと四隅に置いてしまいそうだが、
でかいスピーカーならまだしも、
bookshelf型スピーカーなので後ろは壁ということが多い。
そこで、音抜けをよくするために、
手前角へ2個、後ろ真ん中1個の配置とする。

さて、このインシュレーター
上下で形状が違う。
本体側面に印字されたaudio-technicaの文字からすると
上記写真では右が上、左が下になる。
ボツボツのある側はディンプル構造といい、
音を拡散させる機能がある。
インシュレーターは天地逆さまでも
振動を抑えることには
変わりないためどう設置しても良い。
だが、微妙に音の性質は変化する。
聴き比べて好きな方を選ぼう。

以下のグラフがこのAT6099の減衰特性を表すもの。
かなり抑えられていることがわかる。

メーカー推奨の置き方。
私は結果この置き方にした。
特にクラシックやJazzを聴くと分かりやすいが
音の空間がはっきりと粒が際立つ。
低音もよりクリアに近づくため
ドンドンガンガン志向の方には向いていない。
クリアな音を求める場合はこちらの方が良い。

上下逆さまでの設置
これも悪くはないが、上の時と比べると
床面への影響が強い感じがする。
音量を上げた時の振動が多い感じがする。

ともあれ、インシュレーターで音は確実に変わる。
なんとなく歪んで安っぽい音場と思う人は
是非これを試してもらいたい。
こんなもので・・・と思えるが、
明らかに変わるんだな。
この安さでこれだけ変わるなら、
是非、試してみたほうが良いです。

ちなみに、スピーカーを置いてあるのは
机の上です。合板でそれほど硬くはないが、
このインシュレーターで音が変わったので、
効果はあると思う。
スピーカー台とか使うともっと変わるんだろうけどね。

音質をよくするための工夫は色々ある。
ただ、少しは音の勉強してから構成を考えないと、
ただ高いものだけ揃えても
無意味なものにしてしまうことがあるから
気をつけないとね。
お金持ちでなくてもハイレゾオーディオは
楽しむことができる。

賛否両論あるが、PCとUSB/DAC繋ぐ
USBケーブル変えるだけでも違うらしいが、
今のところSONYのUDA-1に付いてきた
ケーブルを使用している。
確かに外部からのノイズや、USBケーブル内
に伝わる電源からの影響などを遮断する
と変わると思うが、よほど大音量にしないと
分からないかもしれない。
それでどれだけ変わるのか興味はあるけどね。
機会があればレビューしよう。

コメント

  1. 2kg以上の重さのスピーカーを使っている場合には、インシュレーター4個では足りていない場合があるから、8個にしてみると良いですよ。それまで重量でつぶれてしまって、振動を吸収しきれていなかったハネナイトが、8個にすることで性能を十分に発揮できるようになるからね。

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