iPadでテレビを見る

iPadなどタブレットPCを持っている方なら、一度は考えるであろう、
iPadでのテレビ視聴について書こう。
録画した番組をiPadで再生することや、
ライブチューナーでオンタイムのテレビ番組視聴も行いたい。
さらに、録画番組の持ち出しも行いたい。
そんな中で自宅の環境は、

インターネット環境はプロバイダ共にCATV
テレビ SONY KDL-40W900A 
ブルーレイレコーダー SONY BDZ-EW500(ダブルチューナー)
Wifiルーター NEC AtermWR8700N
SONY nasne CECH-ZNR1J
iPad2 (常に防水ケース入りでお風呂でも使用できる)
防水ワイヤレススピーカーUQUA (Bluetooth接続でiPadと繋がる)

iPadで番組視聴する場合にはDLNA&DTCP-IP対応のレコーダーと
DTCP-IP対応のアプリケーションが必要である。
iPad対応DTCP-IP対応アプリケーションでは以下3つを紹介。
いずれも有料なので、3アプリがどのレコーダーに対応しているかを
各アプリケーションのサイトで事前に確認してください。


SONYが公式に推奨しているプレーヤー。
出始めの頃は全く使えない酷い出来だったが、
最近のバージョンはなんとか使えるようになってきた。
デザインも良くなった。
ライブチューナ視聴では最初の間は
途切れることが多いが、数分すると安定してくる。
録画した番組を持ち出さずに再生する場合、
チャプタースキップが無いため、
30秒送りかタイムラインを指でスライドして先へ進む。
ライブチューナー同様、最初は途切れることもしばしばあり、
ストレスを感じるが、しばらくすると安定する。
iPad内にダウンロードして持ち出した場合、画質が若干落ちる。
これはブルーレイレコーダー仕様の問題かもしれない。
ダウンロード後の再生でもチャプタースキップが無いため、
30秒送りかタイムラインを指でスライドして先へ進む。
この時のスピードは当然速い。


3つの中では一番安定しているが、デザインは最悪。
ライブチューナーも途切れること無く見ることが出来る。
録画した番組を持ち出さず再生する際も途切れない。
チャプタースッキップや30秒送りも出来るためCMを飛ばすには便利である。
持ち出しのためにダウンロードすると若干画質は落ちるが、
チャプタースッキップや30秒送りは出来る。


3つの中では2番目に安定しているが、
BDZ-EW500では番組持ち出し出来ないのが残念。
ライブチューナーも途切れること無く見ることが出来る。
録画した番組を再生する場合、チャプタースキップが無いため、
30秒送りかタイムラインを指でスライドして先へ進む。

上記3つとも、Bluetoothからの音声出力に対応しているので、
お風呂場で防水ケースに入れたiPadと
防水ワイヤレススピーカーを繋いで高音質でTVが楽しめます。

さて、ここまでの情報では、
ブーレイレコーダーとiPadがあれば上記すべての
再生機能が使えるように思えるが、快適に使用するには問題がある。 
BDZ-EW500はダブルチューナーであるため、
レコーダー本体が番組を2つ同時に録画している際は、
iPadから録画済みの番組再生は出来ない。
レコーダーが番組を1つだけ録画中なら、
iPadから録画済み番組を再生できる。

また、ライブチューナー視聴では条件が異なる。
ブルーレイレコーダーの電源が入っている状態で
レコーダー本体が1番組録画している状態でも
ライブチューナー視聴は出来ない。

ただし、1番組録画中でもブルーレイレコーダー本体の電源が
切ってあれば(待機モード)ライブチューナー視聴は可能である。

だが、我が家のiPadでTV視聴はお風呂場がメインなため、
お風呂で1人がiPadでTVを見たいが、リビングで家族が
録画済番組をテレビで見ていて、且つ1番組録画中だとしたら、
ブルーレイレコーダーの電源が入っているため、
ライブチューナーは使えないことになる。

よって、我が家の環境でライブチューナー視聴をするには、
もう一つチューナーが必要となる。

そこで、nasne(CECH-ZNR1J)の登場である。

nasneは録画も出来るが、1チューナーしか無いため
ライブ視聴専用として使えば、BDZ-EW500との干渉はない。
nasneがあればダブルチューナーのブルーレイレコーダーでも
気にせずにライブチューナー視聴が楽しめるという訳である。
だったら、最初から3チューナーのブルーレイレコーダーを
買えば良いと思いがちだが、上記の理論で行くと、
レコーダー本体が2番組録画中で、かつ録画済番組を見ていたら
ライブチューナー視聴は出来ないことになる。
であれば、ダブルチューナーのレコーダー+nasneの方が
機能的に優れていると言えよう。

nasneは地上デジタル/BS/110度CS混合アンテナ入出力のため、
壁からのTVアンテナ出力が2つに分かれている場合、
1本にまとめてからnasneに繋ぐ必要がある。
我が家はCATVのため、最初から1本である。
壁のTVアンテナ→nasne→ブルーレイレコーダー→TV
という流れで繋いでいるが、末端のTVでも画質は全く落ちていない。

iPadでテレビを楽しみないという方、
環境は違うかもしれませんが、参考にしてみてください。

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