iPadアプリLightroom mobile

カメラ好きなら知っている人も多いが、

Adobeが出している写真編集アプリでPhotoshopよりも

手軽に編集出来るソフトウェアにLightroomがある。

Adobeは最近このiPad版を無料で提供し始めた。

その名も「Lightroom mobile」ベタやな…

これはiPad上にあるjpeg写真データの加工もできるが、

Mac上のLightroom5でカメラから取り込んだRawデータなどを

スマートプレビューと言う形式でも吐き出しておき、

外出先でもiPadでもMacの元データ無しで、

しかもオフラインで、

そのデータを編集出来るというメリットがある。

つまりLightroom mobile単体ではRawデータは取り込めず、

iPad版Lightroom mobile+Mac版Lightroom5が必要となる。

Mac版 Lightroom5
写真を選択し、
画面右上ヒストグラム下の「元の写真」をクリックする。

デフォルトでは「元の写真」という名前しかないが、
「元の写真」という文字をクリックすると、
「スマートプレビュー」を作成出来る。

Lightroom mobileで作成したコレクション（フォルダのような物）へ
スマートプレビュー作成済みの写真をドラッグ＆ドロップする。
同期はコレクション単位でしかできない。

iPadのLightroom mobileを起動する。

Lightroom mobileにはこのように表示される。

コレクションを選択すると編集可能になる。
これはホワイトバランスの設定。

白黒階調の設定。

トリミング、回転もできる。

ここまで編集した物をMac側で確認しよう。

見事！反映されている。

このように、自宅でカメラから取り込んだ画像を外出先で編集可能になる。

Rawに限らずjpeg画像でも良い。

iPad側では元データそのままの容量を取り込むのではなく、

小さいサイズでCloudにて同期するため、

１枚の画像でも最大2MB程度で押さえられる。

しかしiPadの容量にもよるが、

あまり大量のデータを持ち出さない方が良い。

また、iPad側で撮影した写真をmac側と同期も可能である。

例えばこの写真を、iPad側から同じコレクション内に追加する。

するとMac側にもこのように追加される。

iPad側でオフラインで編集する場合は、
まず、コレクションの右下「・・・」をタップ。

ダウンロードをタップ。

このマークが表示されればオフライン編集出来る。

ちなみに、常にiPad、MacがWifi接続出来る状態であれば

スマートプレビューを作成する必要は無く、

そのまま同期、編集がお互いに反映される。

編集、同期後
上記のようにオフライン編集を無効にすれば
iPad内のデータ領域は解放される（たぶん）。