書 釈迦

久しぶりに書いてみた。
筆は兼毛三号、墨は中濃「玄宗」
釈迦は「苦」の根源に迫ったといわれている。
万物が変化するという事実を認めない「無知」が「迷い」を生み、
迷いが「欲望」を生み、欲望が「執着」を生み、
執着が「苦しみ」を生むとする結論に至る。
「無常」という真実をあるがままに受け入れることでしか
心の平安(悟り)は得られないのだから、
心が勝手に真実を曲げて解釈しないようにしっかりと現実を直視し、
すべてのものに対する執着を断てと説かれた。
「無常」を受け入れた時に、初めて人は解脱(げだつ)できるとした。
解脱とは煩悩の苦しみを克服して安らいだ自由な境地に至ること。
また「輪廻から解放される」という意味もある。
輪廻転生
仏教では各人の業(善悪の行為)によって
魂が六道(地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人・天)を輪廻するとされている。
輪廻している魂は「迷いの状態」とされ、果てしのない再生から
解脱する(自由になる)事を仏教は究極目標にしている。
つまり、輪廻し生き続ける限り苦からは逃れられていない。
人生は修行の連続ですか・・・
生きてるだけで丸儲けの人もいるのにね(^。^)
仏教の「空」は、これまで食べてきた全ての命とも、
日光や水、酸素を生む植物、宇宙にある全てのものと根底で繋がっており、
誰しも他から切り離されては存在できず、
あらゆる物質と溶け合っているという
この世の全てが巨大なひとつの生命であること、一文字で表したものが「空」。
という話をどっかのお坊さんが話したという話を聞いたな。
アニメNARUTOにも「六道」をはじめ、仏教用語が多く使われているね。
偶像崇拝宗教の一つ仏教。
だが、釈迦が亡くなってから500年後に仏像化されたらしいね。
きっと、のっぴきならない事情があったんだろう。

コメント

人気の投稿