ノートルダム寺院

聖母マリアを讃える目的で1163年に着工、200年かけて完成した
フランスゴシック建築の最高傑作。その優雅なたたずまいから、
「白い貴婦人」とも呼ばれる。




入口正面サファード、聖母マリア像

聖母マリアの扉口。マリアの死と昇天、天の女王としての戴冠の様子。


マタイの福音書で叙述される最後の審判。
一番下は墓から出て復活する死者たち。その上は、この世での行い
人間と神への愛の表明を元に大天使ミカエルが魂をはかり、選ばれた人は
左の楽園へ、劫罰の判決を受けた人は右へ、悪魔に導かれて地獄へ。
右のアーチ内には小さく押し込められた地獄を表現。


右の扉口。王座に祝福を与える幼子イエスを膝に抱く聖母を表現。




柱頭は木々の葉が出てくるのを表現。=エデンの園を連想させる。

大聖堂入口、ナポレオン3世によって捧げられた青銅の十字架






ルイ14世により造られたもの。福音書の諸場面を表現。
これはキリストの復活。

直径13mのバラ窓。80の円が3つの大円の中に配置され、聖母と幼子イエスを
取り囲むように旧約聖書の人物を描く。上部には12の徳が、下部には横道12宮
に置かれた12ヶ月の仕事を表す。最初の大円には12の小さな予言者が聖母と
神の子イエスを囲んでいる。(北のバラ窓)

新約聖書を題材にした84の部分からなる。中央の円の周りに黙示録のキリストを
表す4つの花びら、真実と誤りを分ける象徴である剣を口から出す復活した
キリスト、その下には16人の予言者、中央の4人は福音史家を方に背負う。
(南のバラ窓)

主祭壇の上にはマルク・クチュリ工作の黄金の栄光の十字架、
ルイ13世の像、ルイ14世像の間にルイ13世の要望で造られた
ニコラ・クストゥーによるピエタ。

33mの高さの丸天井2つのアーチが交差して丸天井の骨格を作っている。
丸天井の重さは円柱に支えられている。


大天使ミカエル像

学生と呼ばれる聖母マリア像17世紀








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